周りの「支援学校へ行け」と言う圧力を回避した方法

ぽんくんが年長の時の話です。

小学校への入学の希望を出した時、第一希望:地域の小学校の支援級、第二希望:支援学校で提出しました。

そしたら保育園の園長先生から「どうしてその選択をしたのか」と何回も聞かれました。おそらく支援学校を選択してほしかったのでしょうね。

で、教育委員会からの返事は「支援学校の入学を許可する」と言うものでした。

保育園からは「これでよかったら希望書き直して提出してください」

ってそれだけ。

 

私の中で何かが切れた。

 

第一希望に対しての返事がないんですが?第一希望の小学校への入学は認められないのか?第一希望はスルーかよ!って思わず突っ込んだ(心の中でね)

しかも教育委員会からの説明はなし。「私も小学校のことは分からないんですが」って言う保育園の園長からの結果報告のみ。小学校のことに詳しくない園長先生はこちらからの質問には答えられない。あまりにも一方的すぎんか?

しかも「希望を書き直してください」といことは、あくまでもこちらが入学を希望したテイになるんですよね。小学校や教育委員会が入学を認めなかったという記録は残らないわけです。

なんかもう不信感しかない。

とりあえず内心で切れた私は「希望は変えません」と園長先生に伝えました。そしたら後日教育委員会の方と面談があると思います。と。

しかし待っても待っても面談の予定すらなし。こっちから面談いつあるのか聞いても何も聞いてませんって。なんじゃそら。

そしたら2月に急に保育園に呼び出し。支援級に入学が認められたといきなりの報告でした。

そこで園長先生の言葉が「家族の希望が強いと言うことで認められました」って。しかも「夏にもう一度審査があるので支援学校を勧められた時は、お母さん、考え直してくださいね」って。

なんじゃそら。

考え直すって何?そんなこと言う権利あるの?

いかにも問題起こしたら他に行けよみたいな態度。ブチ切れそうになりました。

園長先生は教育委員会の方が言ってました、と言うだけ。

とりあえず教育委員会の誰が言ったかを聞いて帰宅。

教育委員会に電話しました。

 

怒らず、怒らず。落ち着いて。

まずは教育委員会から一切説明がないことについて。
→忙しいので。希望があれば保育園に赴いて説明する場合もありますと。(希望すら聞かないくせに)

入学先を決めるのは誰に権利があるのか
→保護者です。(じゃあ教育委員会の審査ってなんなん?)

夏にもう一度審査があることについて結果により考え直せとは?
→僕は言ってません。誰が言ったかは分かりません(なんじゃそら)

結局、話にならなかった。なんなんだ教育委員会って。結局、何か問題を起こしそうな生徒を弾きたいんだろうなって印象でした。
また、知的障害や学習障害、発達障害などのグレーゾーンの子に対して、学校は補助をする義務があるんですね。例えば言葉で理解できない子に絵でわかるように絵カードを作ったり、書くのが苦手な子に対して書き取りの問題ではない別のカリキュラムにしたり。そういうのを面倒くさいと負担に思う教師も多いと思います。分からんでもないんだけど、教師の言う通りに動く生徒しか受け入れんってのも公立の学校としてどうかと思う。

今の時点で発達に遅れがあり、普通学級、支援学級や支援学校の中で、どこを希望するか悩まれている方も多いと思います。

支援学校や支援級から普通学級に変更するのは前例が少なかったり、教育委員会などの審査があり、なかなか現実的ではないようです。その逆は簡単なので、個人的にはコミュニケーションが取れるなら普通学級がいいと思います。ダメだったらダメだった時に考えたらいいのです。

うちのぽんくんはコミュニケーションが苦手で、集団での指示が入らないので普通学級は初めから諦めてましたが。。

支援学級は少人数で保育園の時よりも落ち着いています。言葉の理解も増えてちょっとずつではあるけど成長しているのです。支援級に入れてよかったなと思います。

この記事が就学先に迷われている方の参考になれば幸いです。

支援学校を選ばなかった理由についてはまた後日。

 

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